【パターン・ランゲージ】「効率よく絵が上達する方法、パース、色、模写」の分析

パターン・ランゲージ分析

1:できるだけ抽象化してパターン名を考えること

2:できるだけ応用が効くようなパターンを抽出すること

3:パターンはそれだけでは完成ではなく、パターン同士の関係を意識すること。

4:カテゴリーは暫定的なものであり、あとて削ったり加えたり統合する。

5:ひとつの下位カテゴリー内に5つ以上の項目ができあがったら、まとめて一瞥できるようにすること

6:できるだけ概念の意味を辞書的に併記すること(難しい言葉の場合は意味が伝わりにくい)。

7:書き出されたものを後でより上位の抽象化を行うこと

8:基本はインプット(入力)とアウトプット(出力)

この記事の分析元の記事

【スレのまとめ】効率よく絵が上達する方法、パース、色、模写

この記事のパターン・ランゲージ(絵の上達)のまとめ

絵の上達に関するパターン・ランゲージ整理(URL)

この記事の内容を含んだ「できないことリスト(芸術)」

【リスト】絵を描く際に「できないこと」を列挙する(URL)

パターン・ランゲージとは

【第一回】パターンランゲージとは何か?良い絵とは?クリストファー・アレグザンダーから考える

【第二回】C・アレグザンダーのパターン・ランゲージとはなにか?このサイトの目的について

絵は完璧で厳密で正確でなければいけないのか?愛の数量化について (生き生きとした目的について)

形態

抜粋(抽出)

抜粋(ばっすい,except):要な部分だけを抜き書きすること。書物などから、すぐれた部分やだいじな箇所を抜き出すこと。また、そのもの。抜き書き。抄録(しょうろく)。

パターン名:情報をわざと抜いて表現してみる

・具体例:絵の上達

【入力】描き込みを減らし、重要な部分を残すことで表現できるものがある

【出力】絵の表現の幅が広がる

【詳細】言説例:そこまで緻密に描き込まずに少ない線で背景を表現している例

パターン名:いろいろなものをサンプリングしてみる

・具体例:絵の上達

【入力】資料をサンプリング的な作りで構成してみる

【出力】絵の表現の幅が広がる

【詳細】音楽業界で使われるサンプリングの意味:過去の曲や音源の一部を流用し、再構築して新たな楽曲を製作する音楽製作法・表現技法のこと

【言説】「俺は諦めてデジタルで、写真やCGにポージングさせて完全にトレースしてイラストなり描いてる。結局上手くなっても100%手の形を再現したり、頭の中で光の反射をシミュレート出来る訳ではないから。だったらもう割り切ってヒップホップのサンプリング的な作りで効率よく生産性を高めたらいいなって気づいた。」

空っぽ

空っぽ(からっぽ,empty):中身がないさま。

パターン名:一度頭を空っぽにしてみる

・具体例:絵の上達

【入力】頭を空っぽにして絵を描いたり、練習してみる

【出力】先入観なしにものごとを捉えることができる

【詳細】表現の幅が広がる。先入観のパターンとほぼ同じ。

【言説】「本当は空っぽにしないとひとつの事に集中出来ないんだよな」

相互作用

相互作用(そうごさよう,Interaction):互いに働きかけ、影響を及ぼすこと。

パターン名:物事を分けずに、それぞれの結びつきを重視する:Aを意識することはBを上達させることになり、Bを意識することはAを上達させることにもなる

・具体例:絵の上達

【入力】絵を見ているときの感覚と、描いているときの感覚を交互に繰り返す

【出力】絵が上手くなる

【詳細】

【言説】「見る時に描いてる時の感覚を思いだし 描いてる時に見てる時の感覚を思いだし その差をどんどん埋めていく」

保持

保持(ほじ,retention/containment/holding/maintenance):保ちつづけること。持ちつづけること。「タイトルを―する」心理学で、記憶痕跡が存続していること。一度記憶したことが潜在的に残っていること。把持 (はじ) 。

パターン名:一旦保持してみる

・具体例:絵の上達

【入力】覚えたものを一旦保持し、そのあとでメモして再度記憶する

【出力】絵が上手くなる

【詳細】

【言説】

「見ただけでうまくなるのは畑が耕されて乾いてるとき
描こうとして全然描けなくて散々悩んだあとに、ある種のものを見るとぐんぐん吸収する
そういう予習抜きには無理
人がものを覚えるのは脳を使うとき、自分の脳のプールで保持してる期間が必要
具体的にいうときいたことをすぐメモするんじゃなくて1時間頭の中で覚え続けてあとでメモする方が覚える
これは手で水を運ぶくらい安定しないことなので、すぐ人間は水道管を設置しようとするんだけど、それやるともう脳は退化する」

心理

印象

印象(いんしょう,impression):人間の心に対象が与える直接的な感じ。また、強く感じて忘れられないこと。美学で、対象が人間の精神に直接与える感覚的あるいは情熱的な影響。

パターン名:物事は「印象」によってアレンジされている

・具体例:絵の上達

【入力】写実的に表現するのではなく、人間の身体を通した印象を意識して絵を描いてみる

【出力】表現の幅が広がる

【詳細】言説例:私見だが、人の目に映る映像は写真のようには脳に伝わってなくて、注目している部分が鮮やかに強調されて認識されていたり
、記憶の中で印象値によってアレンジされていたりするから、それを映像や演出として表現しないと何か足らないと感じる気がする

触発

触発(しょくはつ,inspired): 物に触れて、発動・発射したり爆発したりすること。「魚雷が触発する」、なんらかの刺激を与えて、行動の意欲を起こさせること。「友人の研究に触発される」

パターン名:周りの人に触発されるような環境に身をおいてみる

・具体例:絵の上達

【入力】同じようなレベルの人や、高いレベルの人など、集団の中に身をおいて絵を描いてみる

【出力】集中力やスキルが上がる

【詳細】人によってはストレスの原因になるので注意

【言説】「画力を向上させるのは上手い人の画力にひたすら感化されるかどうかだよ。そばに上手い奴が居るだけで影響されるから上達も早い」

分析

名前

名前(なまえ,name):物や人物に与えられた言葉のことで、対象を呼んだりする際に使われる。名称、あるいは単に名とも言う。

パターン名:わからないことやわかったことに対して「名前」をつけてみる

・具体例:絵の上達

【入力】絵の練習の際にわからないことに対して名前をつけてみる

【出力】絵が上達する

【詳細】言葉で分かった気にならないように注意すること

【言説】名前がついてると一気に理解が深まるってことあるよね絵だと、インテーク、ワカメ影、脳勃起とかシナリオだと、クリフハンガー方式とかグランドホテル方式とか自分の中で分類分析するときに役に立つ

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